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あこがれは、小さなバッグ。

essay
あこがれは、小さなバッグ。
〜「沼バッグ」を卒業したい!〜

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今年はクラッチバッグが流行っている。
小脇に抱える、小さめのアレですね。

入れるものと言えば、お財布と最低限のコスメ類、スマホ位だろうか。


私のバッグは、夫に「何入ってるの?」と驚かれるほど重たい。
これまで何度も軽量化を試みたけれど、結局、カオス。

小さなバッグで、身軽に、颯爽と街を歩く女性に憧れるが
現実はなかなか難しい。

お財布、手帳、ノート、iPhone、文房具、
それに資料や楽譜等が加わると、もう何が何だか…。
以前はこれにカメラやレコーダーが入っていたのかと思うと、怖い。

バッグを変えることも多いので
現在は無印のバッグinバッグなるものを利用しているのだが、
この中がまた、小さめの沼となってしまった。
ボールペン、マーカー、付箋、マステ、ミンティア、のど飴などなどが入っている。

底なし沼の中に、さらに沼。
まさにブラックホールですな。

こんな私だが、小さな軽いバッグで済んでいた時期もあった。
毎日の仕事内容や暮らしをきっちり把握し、
必要最低限のアイテムだけを持ち運ぶのだ。
あの頃は、不思議に頭がクリアで
いつも20本以上の仕事をバリバリとこなしてたっけ。

でも、
いつの間にか、バッグに余計なものを詰め込むようになってしまった。
何か起こっても困らないように?
不安にならないように?

何だかなぁ。

ああ、明日はバッグを整理しようと思う。
本当に必要なものを、考えようと思う。

そして、少し身軽になろうと思う。


片付けても片付けても、沼。 byちひ頭火



















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by chihiro-vf | 2015-11-09 23:18 | エッセイ

「平綴じ女」と「中綴じ女」

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「平綴じ女」と「中綴じ女」


雑誌の製本方法にはいくつか種類がある。
「平綴じ」(無線綴じ含む)は広告が多く分厚い雑誌、
例えば「婦人画報」とか「25ans」とか「JJ」とか「oggi」とか。
「中綴じ」は、「オレンジページ」とか「レタスクラブ」とか「クロワッサン」とか。

私は、ずっと「平綴じ女」だった。
だって、バブル真っ盛りの時代に20代を過ごしたんですもの。

ラグジュアリーブランドの世界観に憧れ、
DCブランドの尖った感性にも惹かれ、
化粧品はデパートでしか買ったことがなかった。

結婚後も転職後も、それは変わることは無かった。
ファッションビルや百貨店の仕事を長くいただいていたこともあり、
資料だ!という言い訳のもと、毎月ものすごい量の女性誌を購入し、
事務所の本棚はすぐにいっぱいになっていた。
(捨てるとき、重くて重くて大変です…。)

ところがですよ。
あるとき、気がつくと「中綴じ女」になっていたんですよ。

「○○整理術」とか「100円レシピ」とか、
そういう見出しに心が踊るようになってきた。

インテリアといえば「ELLE DECO」だろ?と言っていたのが
「クロワッサン」の収納術特集ですよ。
雑誌名忘れたけど「100均でDIY特集」ですよ。
化粧品もドラッグストアでいいじゃん、何なら100均でOK。

仕事も、食関係や第一次産業系が増え、産地を巡ることも多くなった。
食材はデパ地下で買ってたけれど
今は目的によってスーパーや八百屋さんを使い分けている。

すっかり「中綴じ女」です。

私の中では
「平綴じ」=憧れ
「中綴じ」=現実

「目の前にある暮らしをていねいに」。
アラフィフになって、やっとその辺りに気がついた。
そして、
日々の生活を省みることなく生きてきた自分にダメ出し&夫に感謝。


今は、「中綴じ ときどき平綴じ」

そんな気持ちの持ち方が、一番心地よい。
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by chihiro-vf | 2015-11-02 13:51 | エッセイ